修学旅行の前日，数年ぶりの寒波により関東地方を中心に大雪が降りました。テレビのニュースから流れてくる情報は，新野高校修学旅行団にとって不安なニュースばかり。羽田までの飛行機が飛ぶかどうかは，当日朝になるまで分かりませんでした。
生徒たちの日ごろの行いが良かったのでしょう，そして羽田空港の関係者の方々の献身的な努力の結果，30分遅れでしたが，なんとか飛行機は飛ぶことができました。
羽田から新千歳までも順調に進むことができ，終わってみれば，ほとんど当初の予定通りの日程を消化することができました。
本日訪れたのは，札幌のサッポロピリカコタン（アイヌ文化交流センター）。ここで横殴りの雪が降る中，アイヌの女性の方からアイヌの歴史についてお話を伺うことでアイヌの方の思いを知ることができ，楽器演奏（ムックリ・トンコリ）を通してアイヌ文化の奥深さを学ぶことができました。
夕食には札幌市内の札幌ファクトリーを訪れ，本場のジンギスカンに舌鼓を打ちました。
現在生徒たちは，具合が悪くなる者もなく，明日のスキー研修に向けて心踊らせながらホテルで過ごしています。