平成28年熊本大地震への義援金活動についてご報告します。
4月20日(水) 生徒会とボランティア部のメンバーが集まり,「今,自分たちにできること」
について話し合った結果,校内で義援金を募ることに決定しました。
早速,募金箱作りに取りかかりました。
4月25日(月) 朝のSHRの時間に各教室をまわり,義援金への協力を呼びかけました。
「4月14日、熊本県で大きな地震が起きました。
今も、震度3~4レベルの余震が続いています。
1000人を超える人がケガをし、10万人近い人が、いま現在も避難所で支援を
必要としています。
水をもらうのに、何時間も並んだり、余震におびえ車の中で寝泊まりをしたり、
そのような不安な生活を送っている人たちがたくさんいます。
そこで、私たち新野高校生にも、何かできることはないかと考え、義援金を募る
ことにしました。
今日から1週間、放課後、校門前で募金活動をしたいと思います。
私たちにできることはささやかですが、1日1本のジュースを我慢して、
その気持ちを熊本に届けてみませんか。」
5月9日(月) 全校集会にて義援金活動の報告をしました。
「皆さん、おはようございます。
今回、ゴールデンウィーク前に、生徒会とボランティア部で計画し、
熊本地震で被災された方々への義援金を募る活動を行いました。
募金を始めるまでは、正直言って生徒の皆さんはあまり関心を示してくれないのではないかと
少し不安に思っていました。
しかし、実際の募金活動では皆さんは本当によく募金に協力してくれました。
ある人は、毎日のように自分のお小遣いから少しずつ募金してくれました。
ある人は、「今日は持ってないから明日入れるな」と言いながら、申し訳なさそうに帰った後、
その翌日、言葉どおり忘れず募金してくれました。
また、ある保護者の方は、迎えの際、わざわざ車から降りてこられて、募金活動に協力して
くださいました。
先生方も、生徒会役員が職員室に行かせていただいた際には、快くご協力くださり、
中には、お忙しい中、校門前まで募金に来てくださった先生もいらっしゃいました。
結果、多くの方々から温かいご協力をいただき、62,065円というたくさんの義援金を
募ることができました。皆さん一人一人の力が大きな力になりました。
皆さんが快く、優しい気持ちで募金に協力してくれたことが本当にうれしかったです。
このお金は、阿南市の社会福祉協議会をとおして、責任をもって被災された方々のもとに
送りたいと思っています。ご協力本当にありがとうございました。
これからも生徒会は、自分たちの力でできることを見つけ、考え、さまざまな活動を実行
していきたいと考えています。ご協力よろしくお願いします。」