8月18日(土
)阿南市人権教育協議会高校・高専・特別支援学校研究部会の現地研修会に、PTA人権教育推進部長さんと人権教育主事が参加しました。
朝4時起きで向かったのは、
瀬戸内海の島、広島県竹原市大久野島です。
この島は、「ウサギと触れ合える島」として知られていますが、
戦時中に毒ガス兵器が製造され、「地図から消えた島」でもあります。私たちは広島・長崎の原爆投下の悲劇や、戦時中の日本の国の被害については学んでいますが、
原子爆弾と同じく非人道的な毒ガス兵器を日本が製造し、対戦国の人々や製造に関わった人々の命や人権を奪っていたことは、詳しく知りませんでした。
今回の研修を通して、
私たち日本人は、過去の戦争から、被害だけでなく加害の事実を学び、私たちの夢と希望を奪う戦争を二度と繰り返してはいけない、という思いを強くしました。
お世話くださった阿南市人権教育課の皆様、事務局富岡東高校の皆様、熱心に研修してくださった人権教育推進部長さん、ありがとうございました。