「新野グリーンプロジェクト」
新野高等学校 中川 貴登
~はじめに~
日本は,2030年度に温室効果ガス排出量を,2013年度の排出量より26%削減するという目標を掲げ,「COOL CHOICE」という運動をしていることを環境省HPで知りました。
家庭・職場など日常生活の中で,低炭素型の製品・サービス・行動など,温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」をしていこうという国民運動です。
そこで私も,「新野グリーンプロジェクト」で温室効果ガスの軽減運動に参加してみようと考えました。
新野高校のHPで,それらの挑戦を報告していこうと思います。
~パッションフルーツを活用しよう~
1.パッションフルーツの栄養に注目
徳島県は糖尿病の割合が全国でもワースト3に入るほど比較的多い県です。パッションフルーツの種子には,「ピセアタンノール」という成分が含まれており,近年の研究で血糖値を下げる効果があるとわかりました。新野高校はゴーヤなどで緑のカーテンを作っています。これをパッションフルーツを使ってできないか考えてみました。
2. 暑さを逆手に!
徳島県でも毎年夏は30度以上を記録する日が続いています。温暖化の影響も考えられると思います。しかし,この気象条件があるからこそ,亜熱帯域で育つパッションフルーツを育てることができると考えました。
~二兎を追う~
温室効果ガスの排出量にストップをかけ,また,その植物で健康になる。私は,そのような無駄のない取り組みをやろうと思いました。